みなさんこんにちは!しょうきFIREブログのしょうきです!
今回は【FIRE目指す人必読】シリーズの第3弾です!
まだ、1、2弾をチェックされてない方は、是非そちらもチェックされてください!
それでは、いきましょう!
〇あらすじ
サラリーマンとして働く主人公「松井」は、給料の少なさを会社の飲み会で口にします。
この発言を上司に中止され、会計リテラシーの無さを指摘されます。
「会計リテラシー」とは何なのか?この疑問から物語が動きます。
家に帰ると、会計の神さま「ルカ・パチョーリ」がいるのです!
普段の仕事で指摘されたことを、ルカ・パチョーリが会計学の視点から分かりやすく解説し、主人公の会計リテラシーが向上していきます。
会計リテラシーが上がった主人公は、様々な面で上手くいき始める、という物語です。
この本を読んで大切だと感じたところを解説していきます!
〇会計リテラシーがあると人生が変わる!
会計リテラシーとは、「金融リテラシー」「メディアリテラシー」などの「〇〇リテラシー」という言葉を基に、著者の天野敦之さんが作り出した言葉です!
この言葉には、会計の知識を身に付けるだけでなく、
「会計を人生に生かす知恵とし、会計を幸せな人生に役立ててほしい」という思いが詰まっています。
この会計リテラシーがあると物事を様々な角度から見ることができます!
普段の買い物や時間の使い方、仕事での考え方も変わります。
「この買い物をすることで、その金額並み、もしくは、それ以上の価値を得られるのか?」
といった風に、「物・時間・仕事の価値を見る」という視点になれます!
〇簿記の知識と会計リテラシーは別物!?
「私は簿記の資格を持っているから、会計リテラシーがある」
この考え方は間違っています!
前述のとおり、
会計リテラシーとは、会計の知識を持っているだけでなく、日常生活に役立てることができる力です!
この本の主人公も、簿記3級を持っていましたが、生活に活かせていませんでした。
しかし、主人公は簿記の知識があったことで、生活に反映させるスピードはとても速かったです!
そのため、簿記の学習は、土台作りのためにも重要となります。
自分自身も、この本を始めて読んだときはピンとこない部分もありましたが、簿記学習中の今、改めて読み返すと、内容の深さや理解が深まることを実感できました!
簿記の知識と会計リテラシーは別物ですが、簿記の知識も重要ということですね!
〇金利を味方につけよう!
ここまでの内容は、会計リテラシーの説明のようになったので、具体的な会計リテラシーの考え方を1つ紹介します!
キーワードは「金利」です!
みなさんは、金利という言葉を知っていますか?
いきなりですが、ここでクイズです!
「あなたは、100万円持っています。この100万円を年利5%で2年間運用したら、2年後にはいくらになっているでしょうか?」
【1.110万円 2.110万円より多い 3.110万円より少ない】
正解は…
「2.110万円より多い」です!
100万円に年利5%なので、1年後には、100万円×5%で5万円増えます。
そのため、1年後には、105万円です。
2年目は、105万円に年利5%となるので、105万円×5%で「52,500円」増えます!
最初の100万円に、5万円と52,500円を足すと、1,102,500円となり
110万円より多くなります!
みなさんは正解できましたか?
日本人の正答率は、なんと約50%とのことです。
ここまでは、簿記や金融の知識の部分です!
会計リテラシーがある人は、この知識を生活に役立てます!
借金をなるべくせずに、ムダな金利は支払わない。
この本の主人公は、50万円の腕時計をリボ払いで購入しました。その年利はなんと15%です!
15%の金利を払いながら貯金や投資をするのは金銭的に厳しいでしょう。
借金はなるべくしないようにして、金利を敵に回さないようにしましょう!
では、どうすれば金利を味方につけることができるのでしょうか?
正解は「投資」です!
日本字はお金が大好きです!
平均貯蓄額は2人以上世帯で1101万円、単身世帯で798万円です(金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査2013」より)
お金が大好きなので、かなりお金を貯めこんでしまっています。
お金を貯めることは良いことですが、今の日本では、貯金で倫理の恩恵を受けにくいです。
アメリカ人もお金が大好きです。
アメリカ人は、お金が大好きなので、お金とパートナーになり
「お金と一緒に働く」と考える人が多いそうです!
投資をして、お金に金利がつく。そして、その金利も投資して、「金利に金利がつく」。
こうやって雪だるま方式でどんどんお金が増え、お金持ちになっていきます!
この金利で得たお金が、さらに利子を生むという考え方を「複利」といいます。
複利の考え方は、あのアインシュタインが「人類最大の発明」と呼んでいます。
複利には「人生を豊かにする力」と「人生を破壊する力」があります。
金利や複利を味方につけて、豊かな人生を送りましょう!
〇まとめ
いかがだったでしょうか?
僕はこの本を読んでかなり衝撃を受けました。
お金の使い方を考え直すきっかけを得ることができました!
簿記の勉強や知識を活かす「会計リテラシー」
お金の勉強や知識を活かす「金融リテラシー」
この2つを持ち合わせて、今よりも豊かに、今よりも自由になりましょう!
それでは、今回はこの辺で!また次回よろしくお願いします!
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